宮城県室内装飾事業協同組合
床材、じゅうたんのお話

床材の種類は大きく分類しますと
カーペット、クッションフロア,塩ビタイル、木質フローリング、コンクリート
他に畳もありますが、お部屋の用途に適した使い方で機能性を発揮いたします。
また、床下地の良し悪しは大切で、日が経つほどその差がはっきりするものです。
床材として年間消費量が最多のものはカーペットです。

カーペットの種類
◆カーペットの利点
(1)
省エネ効果
エコに貢献
優れた保温効果
細い繊維の集合体であるカーペットは「せんい」と「せんい」の間に空気を保持するため保温性が高く、更に「パイル」という立毛があるため数ある床材のなかでも保温効果は飛びぬけています。

暖房時にクッションフロアと比べた場合は倍近い12%、冷房時でも6%の電力節約が出来ます。「パイル」長が長いほど節約効果が出てきます。

また、日常のクリーニング作業が簡単でメンテナンスに要する人件費や消耗品コストが安いため、「トータルコスト」では固い床材よりも経済的ではるかに安くつきます。

(日本カーペット工業組合ホームページより)
(2)安全性 滑りにくい
(3)防音効果 集合住宅の上下階のトラブル回避
◆カーペットの敷き方アレコレ
(1)ウオール・ツー・ウオール 床全体に隙間なく敷くこと。天井の色や壁紙より深めの色が広く感じます。グリッパー工法の方が保温、防音、クッション性に優れます。
(2)センター敷き 壁から30〜40cmあけて敷く方法。フローリングのきれいな部分も見え、より華やかに楽しめます。
(3)ピース敷き 気軽に楽しみたい時、季節により模様替えなど自由に使えます。パッチワークのように汚れた部分を取り替えたり、洗えるものもあります。


ラベルをご存知ですか?
防炎 床材を施工した際、消防法で表示を
義務付けられている場所があります。


ラベルをご存知ですか?
おすすめの安心マークです。カーペットを選ばれるとき、ご確認ください。
防炎マーク
防炎機能を備えたカーペット・カーテン類に付けられます。但し、不燃性を表しているわけではありません。
抗菌・防臭マーク
抗菌・防臭機能を備えたものです。但し、殺菌でなく微生物の増殖を防ぐ機能であることをご理解ください。
制電マーク
静電気防止機能を持つカーペット、カーテン類に付けられるマークです。静電気の感じ方には個人差があることをご理解ください。
防ダニマーク
防ダニ機能を備えたものに付けられます。但し、ダニを一切寄せつけないのではなく防ぐ機能であることをご理解ください。
防汚マーク
防汚性機能を持つカーペット類につけられる表示です。土足の汚れがついても目立たせない。汚れを寄せ付けない。汚れが落ちやすい加工の3種類あります。
 


関連リンク先
賛助会員 >> 賛助会員紹介ページへ
日本カーペット工業組合 >> http://www.carpet.or.jp/


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